キム・ハンソル(金正男の息子)は今どこに?現在の安否や家族の状況に注目!

衝撃のニュースが世界を駆け巡っています・・

金正恩の腹違いの兄金正男がマレーシアの空港で昨夜粛清されました。

正恩氏を毒針で粛清した女性工作員も生存していないようです。

今後心配されるのは金正男の家族です。特に息子のハンソル氏は過去に金正恩氏を独裁者とし

て批判するなどしており身に危険が迫っています。

今回はハンソル氏の行方と家族の安否についてまとめました。

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ハンソル氏の経歴

ハンソル(金漢率)氏は金正男の長男として1995年6月16日に平壤で生まれました。

曽祖父は北朝鮮建国の父の金日成、祖父は金正日になります。

父の金正男氏は金正日氏の長男であるので後継者でもおかしくない立場でした。

その正男氏の長男がハンソル氏なのです。

朝鮮の儒教思想の長子相続の考え方だと、正当な後継者は正男氏でありその次はハンソル氏だ

という考え方が朝鮮では正当であるとも言えます。

こういった事情もあって、金正恩は腹違いの兄である金正男を自分の立場を危うくする存在で

あると見ていました。今まで命がけの鬼ごっこをしていたのですがとうとう捕まってしまいま

した。まさか国際空港のド真ん中でやるか〜って思いますけど・・

キム・ハンソル氏の経歴は

2013年にボスニア・ヘルツェゴビナのインターナショナルスクールを卒業した後フランスに

あるパリ政治学院に進みました。

2012年インターナショナルスクール在学中にフィンランドのテレビ局の朝鮮統一問題のイン

タビューで金正恩を独裁者として批判しています。

この時ハンソル氏は

北朝鮮の福祉の向上に貢献したい

北朝鮮の人権改善のために努力し、世界の平和を構築していきたい

とも語っているので金正恩の考え方とは完全に対立してしまいますね。

フランスでの生活が長く西洋自由主義の教育で育ったハンソル氏にとっては北朝鮮は

もはや祖国と呼べるような場所ではなくなったのでしょう。

ハンソル氏は叔父である金正恩に会ったこともないそうです。

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キム・ハンソル氏は今どこにいるの

韓国のメディアによるとハンソル氏は2015年9月までパリにいたことはわかっています。

フランスでの留学を終了して今どこにいるか定かではありませんが中国に戻っているとも言わ

れています。

おそらく、北朝鮮の影に怯えながら中国・マカオ・シンガポールなどを転々としているか、中

国にこもっているかのどちらかだと思います。

金正男の家族はみんな中国政府に保護されています。中国政府にとって金正男氏は北朝鮮政権

に対する強力な外交カードの一つでした。

また状況によっては、中国政府は北朝鮮の革命を起こさせ金正恩を粛清して傀儡として金正男

に北朝鮮を統治させることも考えていたようです。

今回の事件で一番ショックを受けているのは「ジョーカー」を失った中国でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

北朝鮮政府が次に必ず狙う(もうすでに女性工作金に指令を出している・・)粛清ターゲット

がハンソル氏であることは間違いないでしょう。

今回の事件を見ていると日本の戦国時代の織田信長や伊達正宗などの家督相続を連想してしま

うのは私だけでしょうか?女性工作員も仕事が終わると口封じのため時代劇さながらに始末さ

れています。

人間の所業は国や時代は違っても同じようなものですね。

今回の事件で

金正男氏が粛清された場所はマレーシアのクアラルンプール国際空港であることも衝撃でした。

粛清の場所として空港は一般的で公開の場所でありすぎると思います。

私たちが何げなく飛行機の時間待ちでボーっとしている横で非日常の空間が入り込んだとも言

えます。私もクアラルンプール国際空港は乗り換えで頻繁に利用しますが、改めて怖いな〜と

感じてしまいますね。

何はともあれ

金正男氏のご冥福と世界平和をお祈りします。

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