竹内力は若い頃、銀行員だった・・どこの銀行?

「ミナミの帝王」の名演技で知られる竹内力が

若い頃、リーゼントで銀行員をしていた頃の話しを

映画「王様のためのホログラム」のPRイベントで懐かしそうに

語っていたのでまとめてみました。

今のコワモテのイメージからは全く想像できませんが

地元大分県佐伯市の高校を卒業後

三和銀行(現在の東京三菱UFJ銀行)の淡路支店

で昭和57年から昭和59年までの2年間、

銀行員として働いていたそうです。

時は

まさにバブル前の日本全体が

アゲアゲな時期です。

その頃の写真を見ると

かなりのイケメンで、今とはまるで別人ですね。

その頃

竹内が窓口にいると、いつも

他の窓口はガラ空きなのに

おばちゃんや女の子が列をなして動かないといった

珍現象が繰り返されていたようです。

その時の銀行での服装は

リーゼントでバッチリきめてシャツは腕まくりといった

ワイルドないでたちで

最初は

「おいおい、竹内君。そりゃないよ」と

上司も注意していましたが

そのうち、サジを投げ何も言わなくなったそうです。

その後、思うところあって

昭和59年に銀行をやめることになるのですが

退職の理由を上司が聞いたところ

「高卒では支店長以上にはなれないので、

人生をかけてやる仕事ではない。

俳優養成所に行って映画の世界で上を目指したい。」・・

これを受けた上司は納得して

自分の道に進むよう話したそうです。

お堅い銀行員の世界ではありえない発想ですが

その後の彼の活躍には

不本意な場所で

2年間、「ここ(銀行)は自分のいる場所じゃない」と

自問自答していたこの時期がの「志」の基礎に

なっていると思います。

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