インドネシアのローカル企業で働くことの5つのメリット・3つのデメリット


インドネシアのローカル企業に勤務してかれこれ2年になるので、

「インドネシア企業の勤務ってどうなの」といった視点でまとめてみました。

これまで公務員・国内企業・インドネシア企業を経験してきたので

「インドネシアのローカル企業で働くことの5つのメリット・

3つのデメリット」を

具体的にまとめてみます。

あくまで私の経験に基づく感想ですが、これからの日本人の働き方・

今後どのように生きていくかの参考にしていただけると幸いです。


インドネシア企業で働く5つのメリット

1. 残業も少なく、休みは取りやすい。

インドネシアの会社では、仕事が終わると定時に帰るのが

常識なので、意味のない残業は基本ありません。

ですので、

インドネシアの人に「日本では終電まで残業することもある・・」

なんて話しをすると

『なんで?意味ワカラナイ・・日本人は仕事がそんなに好きなの・・・??』

なんて答えが必ず返ってきます。

また、有給休暇は消化するのが当たり前という考え方なので

休みも取りやすいです。

年末年始に2週間、レバラン時期(例年7月頃)に2周間くらい長期休暇を取ることが多いですね

2.インターナショナルな環境で仕事ができる

これは、インドネシア勤務なので当たり前ですが

今、インドネシアは世界経済で最も注目されているエリアの一つなので、日本、中国、韓国、ヨーロッパ等々の多国籍企業が進出しています。

必然的に、相手の母国語、語学レベルによって言葉を選んで使っていく

必要があります。

なので、インドネシア語と英語のブラッシュアップは常にやっていく必要があり

ますね。外国人と触れ合うことが好きな人にとっては最高の環境だと思います。

3.仕事の裁量が大きく、仕事量は少なめ

今の日本は、終わりのない残業が電通事件を始め社会問題化していますが、

インドネシア人にこの話しをすると、

『過労死・・何ソレ?!ナンデ死ぬまで働くの??ワカラナイ』

といった感じで全く理解されません。

インドネシアの人は、みんな、家族や友達と過ごす時間が一番大切で、仕事は

生活のため、お金が必要だからといった理由で働きます。

はっきり言うと仕事は必要悪といった考え方です。

基本的に、インドネシアは現在、高度経済成長の真っ只中であり、日本の昭和40

年代くらいの経済成長状況だと思います。

景気が良いので、取り組める仕事はたくさんあります。なので日本のように雑巾

を絞るような後ろ向きの経費削減、企業努力はそこまで求められません。

イケイケで攻めの仕事ができるので、仕事の幅もドンドンひろげられます。

そういった攻めの仕事は、やってて単純に楽しいですし、

スキルアップにもつながります。

一言で言えば

レッドオーシャンの日本に比べると、今のインドネシアは、限りなく

ブルーオーシャンといった感じです。

4.待遇が日本と比べて良い

これは会社により差がありますが、基本的に運転手付きの車が貸与され、

移動は社用・使用ともに車です。

住居についても会社支給で全ての光熱費等経費も会社負担です。

かかるお金は食費・娯楽費ぐらいですから、貯金しようと

思えば結構できますね。

5.日本人は結構モテる

インドネシアでの日本のイメージはとても良いです。

ですので、Badooなどの出会い系SNSではモテます。

インドネシアの女性も綺麗な人が多いので、この方面でもenjoy

している人多いですね〜。

ここでは、長くなり過ぎますので、また別記事で

詳細は書いていく予定です。


インドネシア企業で働く3つのデメリット

1.いわゆる日本的な安定性はない

インドネシア企業では、社会保障制度はインドネシア国のものですので、

日本の年金、国民保険等は必要であれば自分でかけていく必要があります。

・・ただ日本の年金制度が20年、30年後機能しているか疑問ですが・・

また、雇用契約はビザの関係上、有期契約の延長が一般的です。

ですので、日本のような終身雇用といった概念はありません。

私的には、離れたい時や新たな挑戦をしたい時にいつでも離れられるので、

むしろ自然で快適な形だと思います。

そのためには、常に自分のキャリアデザインを意識して

常に生きて行くことが必要ですが・・

2. 給料は、日系企業と比べると少なめのことが多い

給料は日系企業の場合、日本の給与プラス現地手当が出ますので

トータルで考えると少なめです。(会社によりますが)

ただ、単位時間あたりで考えると、インドネシア企業の方が高いと思います。

日系企業はインドネシアでも勤務時間が長いので・・

3. 日本の常識は通用しない

当たり前ですが、インドネシアの会社ですので、社内ルール、常識等すべて

インドネシアスタンダードです。

なので、日本大好きな人にとってはきついかもしれませんね。

ですが、away感覚で生きていくのは刺激的ですし、

日本スタンダードに比べると、むしろ快適なことの方が多いですよ。


以上、思いつくままにまとめてみました。

今後の人生をリセットしたい人にとっては

インドネシア企業で働くことは、

一つの選択肢に充分になりうると考える今日この頃でした。


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